
新玉手山トンネル
発注者 | 近畿日本鉄道(株) |
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路線名 | 近鉄大阪線 大阪教育大前・関屋間 |
施工法 | サイロット工法、偏土圧対策 |
大阪教育大学の柏原キャンパスへの移転に伴い新駅の設置が計画されました。これにあわせて実施された曲線改良工事により施工した全長715メートルの複線断面の鉄道山岳トンネルにおいて、調査・設計及び施工監理を行いました。
大阪府側の坑口は地すべり地区に隣接した軟弱地盤であり、少ない土被りと偏土圧を受け易い地形を考慮して坑口上部に押え盛土を行いサイロット工法で施工しました。また奈良県側の坑口から約30メートルの区間は一般国道25号の下を2メートル程度の低土被りで横断交差するため、道路切り回しを行い開削工法によりトンネル躯体を構築しました。
地山調査は、通常のボーリング調査に加えて、事前に弾性波探査と高密度電気探査(比抵抗映像法)を併用した地山調査を実施し、詳細な地山区分図を作成しました。
大阪府側の坑口は地すべり地区に隣接した軟弱地盤であり、少ない土被りと偏土圧を受け易い地形を考慮して坑口上部に押え盛土を行いサイロット工法で施工しました。また奈良県側の坑口から約30メートルの区間は一般国道25号の下を2メートル程度の低土被りで横断交差するため、道路切り回しを行い開削工法によりトンネル躯体を構築しました。
地山調査は、通常のボーリング調査に加えて、事前に弾性波探査と高密度電気探査(比抵抗映像法)を併用した地山調査を実施し、詳細な地山区分図を作成しました。
[地山調査]
[開削工法]